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ブランドの世界観を言葉にする|「なんとなくこんな感じ」から始める方法

2026年7月30日4分で読めますAIKOAI編集部

「うちのブランドの世界観は?」と聞かれて、すぐに答えられる人はほとんどいません。頭の中には確かに何かあるのに、言葉にならない。AIKOAIでは、その「なんとなく」を出発点にして言葉へ落としていきます。AIKOAIは一般社団法人AIWAYが運営しています。

世界観とは、商品の性格のこと

難しく考える必要はありません。世界観とは、その商品がどんな性格をしているかということです。

静かで丁寧なのか。明るくにぎやかなのか。凛としているのか。ゆるくてあたたかいのか。人に性格があるのと同じで、商品にも性格があります。それを言葉にしたものが世界観です。

性格が決まると、色も書体も写真のトーンも紹介文の言い回しも、迷わずに決まっていきます。逆に決まっていないと、その都度好みで選ぶことになり、全体がばらけます。

「なんとなく」から始める四つの入口

好きなものを挙げる。 好きな店、好きな器、好きな季節、好きな音楽。直接関係がなくてもかまいません。並べると共通点が見えます。

嫌なものを挙げる。 こちらのほうが言いやすい方も多いです。「派手すぎるのは違う」「安っぽく見えるのは嫌」。消していくと輪郭が出ます。

場面を思い浮かべる。 その商品が使われている場面を想像します。誰が、どこで、どんな時間に使っているか。場面が決まると温度が決まります。

始めたきっかけを話す。 なぜ作りはじめたのか。この話には、たいてい世界観の芯が入っています。

AIKOがやること

これらの断片を渡すと、AIKOが共通点を拾って言葉にまとめます。

たとえば「祖母の台所」「白い器」「夏の朝」「派手なのは違う」という断片からは、「静かで、日常に寄り添う、涼しさのあるもの」といった方向が出てきます。そこからさらに、色の組み合わせ、書体の雰囲気、写真の明るさ、紹介文の言い回しまで揃えていきます。

違うと感じたら、そのまま伝えてください。「もう少しあたたかいほうがいい」「涼しさより素朴さが近い」。そう言うほど近づきます。

世界観は、当てるものではなく、近づけていくものです。一度で決めきる必要はありません。

世界観が揃うと変わること

説明が短くなります。 写真と名前だけで雰囲気が伝わるようになるので、長い説明が必要なくなります。

選ぶ判断が速くなります。 新しい写真を撮るとき、投稿を書くとき、「うちらしいか」で決められるようになります。

覚えられやすくなります。 揃っているものは印象が積み上がります。ばらけていると、何度見ても記憶に残りません。

続けやすくなります。 毎回ゼロから考えなくてよくなるので、発信の負担が下がります。

世界観を、目に見える形に落とすとき

言葉になった世界観は、そのあと目に見える形へ落としていきます。ここもAIKOが担う部分ですが、判断の材料を知っておくと選びやすくなります。

色。 世界観の温度がいちばん出るところです。「静かで涼しい」なら白と淡い青や灰色、「あたたかく素朴」なら生成りや土の色。数を絞るほど揃って見えます。

書体。 同じ言葉でも書体で印象が変わります。細い線は静けさ、太い線は元気さ、手書き風は親しみ。ここも世界観に合わせて決めます。

写真の明るさ。 明るく飛ばすと軽やかに、少し暗く落とすと落ち着いて見えます。商品そのものより、この設定のほうが雰囲気を左右することがあります。

余白。 詰めると賑やかに、空けると静かになります。情報を減らす勇気が世界観を強くする場面は多くあります。

「どれがいいか分からない」という状態でかまいません。世界観の言葉が決まっていれば、そこから合うものをAIKOが選んで並べます。

世界観は、商品より先に古びる

もうひとつ知っておいていただきたいのは、世界観には寿命があるということです。

商品そのものは長く変わらなくても、見せ方の流行は動きます。数年前にしっくりきていた色や言い回しが、今見ると少し古く感じることがあります。これは失敗ではなく自然なことです。

だから世界観は、決めたら守り続けるものではなく、ときどき見直すものだと考えてください。芯にある「なぜ作りはじめたか」は変えず、見せ方だけを今の空気に合わせる。この直し方ができると、ブランドは長持ちします。

言葉にするときの注意点

格好いい言葉を使わなくていい。 「上質」「洗練」といった言葉は、便利ですが中身が薄くなりがちです。「祖母の台所のような」のほうが、よほど方向が決まります。

全部を盛り込まない。 静かでもあり明るくもあり高級でもあり親しみやすくもある——それは性格がないのと同じです。捨てる勇気が要ります。

背伸びしない。 実際の商品より上品に見せようとすると、届いたときのずれになります。

よくある質問

Q. 好きなものがばらばらで、共通点が見えません。 A. そのまま渡してください。共通点を拾うのはAIKOの仕事です。

Q. あとから世界観を変えてもいいですか。 A. かまいません。商品が増えたり届けたい相手が変わったりすれば、見直すのが自然です。

Q. 世界観と商品説明は違うものですか。 A. 違います。世界観は性格、商品説明は中身です。世界観が決まると説明の書き方も決まります。

ブランドづくりの進め方はサービス紹介、立場ごとの使い方は活用シーンをご覧ください。AIKOAIは一般社団法人AIWAY(AIWAY Group)が運営しています。

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