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ブランドの物語のつくり方|「特別な話がない」と思っている人へ

2026年7月30日5分で読めますAIKOAI編集部

「うちには語れるような物語がない」。ブランドの物語を書こうとすると、多くの方がそう言います。実のところ、物語に劇的な出来事は必要ありません。AIKOAIでは、日々のこだわりや始めたきっかけから物語を組み立てます。AIKOAIは一般社団法人AIWAYが運営しています。

物語がなぜ必要なのか

商品の説明だけでも、買うかどうかの判断はできます。それでも物語があるほうが選ばれやすいのは、理由があります。

似たものが並んでいるとき、人は品質の差を細かく比べません。代わりに「どちらを持っていたいか」で決めます。ここに効くのが物語です。誰がどんな思いで作っているかが分かると、商品はただの品物から「その人のもの」に変わります。

もうひとつ、物語は真似されにくいという性質があります。素材や作り方は似せられますが、あなたが始めたきっかけは他の誰にもありません。

「特別な話がない」は、たいてい誤解

物語というと、大きな挫折や転機の話を思い浮かべる方が多いのですが、それは必要条件ではありません。実際に人の心に残るのは、もっと小さい話です。

  • 始めたきっかけ — 誰かに教わった、もらったものが忘れられなかった、なんとなく始めた
  • こだわっている理由 — なぜその素材なのか、なぜその手間を省かないのか
  • やめられなかった理由 — 一度離れたのに戻ってきた、続けているうちに変わったこと
  • 誰かの反応 — 渡した相手が喜んでくれた場面。細かく覚えていることほど強い材料です

「なんとなく始めた」も立派な物語です。飾らないほうがかえって伝わります。

AIKOと物語を組み立てる手順

一、思い出を並べる。 順番も構成も気にせず、覚えていることを話します。話が飛んでもかまいません。

二、芯を見つける。 並べた話の中から、繰り返し出てくる気持ちを拾います。ここがブランドの芯になります。

三、順番を組む。 読む人が入りやすい順に並べ替えます。この作業がAIKOの得意な部分です。

四、削る。 全部を入れると散らかります。芯に関係のない話は落とします。

物語づくりは、足すことより削ることのほうが難しく、効きます。

物語を置く場所は一つではない

書いた物語は、置く場所によって長さを変えると効きます。

商品ページの下のほう。 ここまで読む人は、もう買う気持ちが動いています。少し長めでも読まれます。三百字から五百字くらいが扱いやすい長さです。

ブランドの紹介ページ。 いちばん長く書ける場所です。始めたきっかけから今までを順に書けます。

SNSの投稿。 一場面だけを短く切り出します。全部を語らず、一つの思い出だけを書くほうが伝わります。

梱包に同封するカード。 数行で足ります。届いた瞬間に読まれる、いちばん効く場所でもあります。

同じ物語から、長さの違う版をいくつか作っておくと使い回せます。AIKOAIでは、話した内容から場所ごとの長さに合わせた版を用意できます。

書いたあと、家族に読んでもらう

物語を書いたら、身近な人に読んでもらうのが確かめ方として効きます。

自分では地味だと思っていた部分に「ここが良い」と言われることがよくあります。逆に力を入れて書いた部分が響いていないこともあります。書いた本人には、どこが珍しいのかが分からないものです。

一緒に作っている家族や、長く買ってくれている方に聞くと、思っていなかった言葉が返ってきます。それをそのままAIKOに渡すと、次の版が強くなります。物語は一人で完成させるものではありません。

書くときに避けたいこと

大げさにする。 事実より劇的に書くと、読む人はどこかで気づきます。実際に届いたときのずれにもなります。

苦労話に寄せすぎる。 苦労は伝わりますが、それだけだと重くなります。商品を持ったときの気持ちに戻ってくる形が読みやすいです。

誰かと比べる。 他と違うことを言うために他を下げると、印象が悪くなります。自分の話だけで足ります。

長く書きすぎる。 読まれる長さには限りがあります。短くまとめたほうが芯が伝わります。

物語は、育てていくもの

一度書いたら終わりではありません。商品が増え、届ける相手が変わり、続けてきた年数が伸びれば、物語も変わります。

書き足すのは自然なことです。数年たってから読み返して、今の言葉に直す。この繰り返しができると、物語は毎年少しずつ強くなります。

物語は、値段への納得にもつながる

物語を書く効果は、共感されることだけではありません。値段への納得にもつながります。

どれだけ手をかけているか、なぜその素材でないといけないのか、一つ仕上げるのにどのくらいかかるのか。物語の中でこれが伝わると、金額の意味が変わります。

人が「高い」と感じるのは、金額が大きいときではなく、何が入っているのか分からないときです。物語は、その中身を説明する役目も果たします。

安くするより、価値が伝わるほうが長く続きます。物語を書く時間は、値引きを考える時間より確実に返ってきます。

よくある質問

Q. 文章が苦手です。 A. 書く必要はありません。話すだけで大丈夫です。組み立てるのはAIKOの仕事です。

Q. 個人的な話をどこまで書けばいいですか。 A. 出したくない部分は出さなくてかまいません。線はあなたが決められます。

Q. どのくらいの長さがいいですか。 A. 読み切れる長さが基本です。長い版と短い版を作り、置く場所で使い分ける方法もあります。

ブランドづくりの全体像はサービス紹介、AIKOAIが生まれた背景はストーリーをご覧ください。AIKOAIは一般社団法人AIWAY(AIWAY Group)が運営しています。

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