「方向が決まらないから、まだ動けない」。ブランドづくりで最も多い足止めがこれです。決まってから動くのが正しいように見えて、実は逆であることが多いものです。AIKOAIでは、迷ったままでも進める形を用意しています。AIKOAIは一般社団法人AIWAYが運営しています。
決まらないのは、材料が足りないから
方向が決まらないとき、意志が弱いわけでも考えが足りないわけでもありません。ほとんどの場合、比べるための材料が目の前にないのです。
頭の中だけで考えていると、案は形を持ちません。形のないものは比べられませんから、いつまでも決まりません。ここで必要なのは、もっと考えることではなく、いったん形にしてみることです。
手一:形にしてから比べる
AIKOに話しかけると、ブランドの案が並びます。名前、雰囲気、色の方向、紹介文の下書き。この状態になると、判断が急に楽になります。
目の前にあるものを見て「これは違う」と言うのは、頭の中で「どうしようか」と考えるよりずっと簡単です。しかも消していくたびに、残るものの輪郭がはっきりします。
決めるために形にする。この順番を逆にしないことが、いちばん実務的な解決策です。
手二:嫌なほうから決める
好きなものを選ぶのが難しいときは、嫌なものを消すほうから始めてください。
「安っぽく見えるのは嫌」「可愛すぎるのは違う」「かたい感じにはしたくない」。こういう言い方は誰でもできます。そして消せば消すほど、残る範囲は狭くなります。
AIKOに対しても、「違う」と伝えるだけで十分です。理由が説明できなくてもかまいません。
手三:二つに絞って、あえて選ばない
候補が二つに絞れて、どちらも良いと感じるときがあります。ここで無理に一つに決めなくてもいい場面があります。
たとえばブランド名なら、両方で紹介文と商品ページの下書きを作ってみる。並べて見ると、思っていたのと違う印象になっていることがよくあります。声に出す、写真の横に置く、数日置いてから見る。この確かめ方で、たいてい片方に傾きます。
手四:小さく出して、反応を見る
それでも決まらないときは、小さく出してみるのが早いです。
全商品を一度に並べる必要はありません。看板になりそうな一つだけでページを作り、公開してみる。見られた数や反応の傾向から、次の方向が見えてきます。
迷いは、考える時間ではなく、確かめる回数で減っていきます。
迷いの正体を分けてみる
「決まらない」とひとことで言っても、中身はいくつかに分かれます。分けてみると、対処が変わります。
材料がない迷い。 案が目の前にないだけの状態です。形にすれば解決します。いちばん多いのがこれです。
優先順位がついていない迷い。 候補はあるが、何を大事にするかが決まっていない。この場合は「長く呼びたいか」「商品に合っているか」など基準を一つ決めれば進みます。
自信がない迷い。 実は決まっているのに、間違っていたら怖いという状態です。ここは決め方の問題ではなく、あとから変えられると知ることで解けます。
人の意見に揺れている迷い。 聞くほど分からなくなります。いったん聞くのをやめるのが早い解決になります。
自分の迷いがどれなのかを見ると、次にすることが決まります。分からなければ、そのままAIKOに状況を話してください。
動かないことにも損がある
決めないことは安全に見えますが、実際には時間が減っていきます。
商品ページがない期間は、探している人と出会えない期間です。発信していない期間は、覚えてもらえない期間です。決めるのを遅らせている間、その分だけ機会が過ぎていきます。
一方で、間違えた場合の損は思っているより小さいものです。名前も紹介文も写真も直せます。始めたばかりであれば、直した影響はほとんど残りません。
つまり早く決めて直すほうが、遅く決めて完璧を狙うより現実的です。完璧な形は、動きながら見つかるものです。
決めたあとに変えていい、という前提
決められない理由のひとつに、「間違えたら取り返せない」という感覚があります。これは実際には当てはまりません。
ブランド名も、紹介文も、色も、写真も、あとから変えられます。特に始めたばかりの時期は、呼ばれ方が積み上がる前なので影響が小さくて済みます。
作りなおすことは失敗ではありません。ブランドは育てていくもので、最初の形を守り続けることが目的ではないのです。
決める日を先に決めておく
もう一つ効くのが、決める日をあらかじめ決めてしまうことです。
「来週の火曜に決める」と先に置いておくと、それまでは迷っていいことになります。期限のない迷いは無限に伸びますが、期限があると収まります。
その日に完璧な答えが出ていなくても構いません。その時点でいちばん近いものを選び、あとから直す前提にすればいいだけです。
一人でやっていると、こういう区切りを誰も作ってくれません。自分で置くしかありません。決める日を作ることは、決める力を補う段取りです。
よくある質問
Q. 売るものすら決まっていません。 A. そこからでも始められます。「何が好きか」「人に喜ばれたことは何か」という話から候補を探せます。
Q. 家族に相談すると意見が割れます。 A. 参考にはなりますが、多数決で決めると芯が薄まります。最後は自分の感覚で決めてください。
Q. 決めたあとに全部変えたくなったら。 A. 変えられます。いちばん気に入っているものを一つ選び、そこへ他を寄せていく直し方が早いです。
進め方の全体像はサービス紹介、立場ごとの使い方は活用シーンをご覧ください。ご不明な点はサポートからお尋ねください。AIKOAIは一般社団法人AIWAY(AIWAY Group)が運営しています。
